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相続ブログ

土地の相続の方法

2020年05月19日

滋賀の相続の専門家、おうみアット法務事務所がお教えします

「土地の相続ってどうやるの?」
「土地の相続における注意点が知りたい。」
滋賀で土地の相続を考えている方はいらっしゃいませんか。
しかし、やり方がわからない方も多いのではないでしょうか。
注意点を押さえて慎重にやりたいという方もいると思います。
そこで今回は、土地の相続のやり方や注意点をご紹介します。

□土地の相続方法

土地の相続には親が生きている場合と亡くなっている場合で異なります。
そのため、この2つのパターンで分けてご紹介します。

*親の生前

親の生きている間に土地の相続をすることを生前贈与と言います。
こちらは主に贈与する側の方がすることが多いでしょう。

まずは、調査から始まります。
土地の権利関係がどのようになっているのかを調べましょう。
このとき贈与対象物件の登記事項を調べる必要があるので、近所の法務局で登記事項証明書を取得してください。

次にプランニングをします。
相続に選んだ方に利益があるのかどうかを判断します。
ここではさまざまな知識が必要で一般の方には難しいので司法書士の方たちに相談すると良いでしょう。

そして、生前贈与することが決定したあとは贈与契約書を作ります。
土地の地番や日付などの情報をしっかりと書いてください。

次に書類を集めて、登記申請をします。
与える側、与えられる側、またその両方が用意する必要がある書類は決まっているので各自しっかり準備しましょう。
これらの準備が整ったら法務局に登記申請してください。
また、このとき税金がかかるのでしっかりと納めましょう。

最後は贈与税の申請です。
1年間で基礎控除が110万円以上の場合にかかる税金です。
この場合は絶対に申請してください。

*親の死後

このパターンでは、まず遺言書を確認しましょう。
また、遺言書の有無の他にも相続税が必要かなどの判断も必要なので司法書士の方たちに相談することをおすすめします。

次に書類の準備です。
生前同様準備する書類が決まっているのでしっかり準備しましょう。

そして、とても重要な遺産分割協議をします。
相続人同士で話し合い、決定すれば遺産分割協議書を作成しましょう。

これらが完了したら最後は相続登記の申請です。
必要なものをまとめて、法務局に申請しましょう。

□土地相続の注意点

土地の相続は一回始めるとなかなか後戻りして変更することが難しいです。
例えば、他の人に売ってしまう場合です。
あとになって買い戻すことはほとんど無理と言われています。
また、価格も大きく変わってしまうかもしれません。

さらに、上手に分割したつもりでも土地が値上がりし、他の相続人から不満の声が上がってしまうケースも考えられるでしょう。
このようにさまざまな問題が出てしまう可能性もあるのでしっかりと相続人同士で話し合ってから進めていくように注意してください。

□まとめ

ここまで土地の相続についてご紹介してきました。
土地の相続方法を知っていただけたでしょうか。
相続を検討している方やもっと詳しく聞きたい方はぜひお問い合わせください。