滋賀にお住まいの方へ!相続のスケジュールを紹介します!
「相続手続きをすることになったけれど手順が全くわからない。」「相続に関して学んでおきたい。」という方は多いでしょう。
ほとんどの方が一生に一度は相続を経験するのではないでしょうか。
そこで今回は、滋賀の法律の専門家が相続のスケジュールを紹介します。
□相続のスケジュールを解説
相続手続きが発生すると、意外とやることが多くて焦ってしまいます。
しかし、手続きの中には期限が定められているものもあるので事前に把握しておくと安心ですよね。
誰かが亡くなった際は、7日以内に死亡届を提出する必要があります。
また、火葬をする際は火葬許可申請書の提出も一週間を目処に行っておくと良いでしょう。
概ね1ヶ月以内には相続財産の調査を始めておくのが望ましいです。
そして、相続財産の評価、限定承認や相続放棄の申請は3ヶ月以内に行う必要があります。
半年を基準として、遺産分割協議を開始したり、財産目録の作成を行ったりと本格的な相続手続きを行っていくようにしましょう。
全ての相続手続きが終わると、相続税の申告や納税が最後に待っています。
□相続の手続きにおいて注意すべきこととは
上記が相続における大まかなスケジュールとなります。
手続きが多く、また長期間にわたるものなので驚かれた方も多いでしょう。
続いて、上記の手続きの中で注意しておくべきことについて解説します。
*期限を把握しておく
はじめの注意点は期限の確認をしておくことです。
相続に関する手続きの中には期限が厳格に定められており、それをすぎると取り返しのつかないことになるものもあります。
例えば、相続放棄は被相続人の死亡を認知してから3ヶ月以内に行う必要がありますし、相続税の申告は10ヶ月以内が期限です。
そのほかにも、遺留分減殺請求や所得税の手続きなど期限が決まっているものに関しては特に注意しておきましょう。
*遺言書の確認
また遺言書の確認も大切な注意点です。
被相続人の遺産を調べる手順が必要になりますが、そこで最も優先順位が高く評価されるのが遺言書に記載されている内容です。
遺言書がないと、遺された親族で揉め事が起きてしまい手続きが滞ることが多いです。
したがって、できる限り遺言書を作成しておくと良いでしょう。
□まとめ
今回は、相続のスケジュールについて解説しました。
相続においてはスケジュールの把握が大切だと知っていただけたと思います。
何を行うべきか迷っている方は、本記事を参考にしていただけると幸いです。