相続のルールを知りたい方へ!滋賀の専門家が解説します!
相続には様々なルールがあります。
中でもややこしいと感じてしまうのが、相続人の決定に関するもの、法定分割分、遺留分の三つに関するルールですよね。
そこで今回は、滋賀の法律の専門家が相続のルールについて解説します。
□相続に関するルールを紹介
下記で紹介するのは、相続の中でも特に基本的な部分です。
法律関係の手続きは、正規のルールに従った手順や方法をとることが重要になるのでぜひ参考にしてみてください。
*相続人の決定に関する規則
相続人は、基本的には結婚と血族により決定します。
例えば、長年寄り添って暮らしてきたけれど婚姻届は出していないという場合は相続人になることが難しいです。
事実婚のパートナーやご自身の息子さんの奥さんなどを相続の対象としたい場合は、見合った方法をとる必要があることを覚えておいてください。
*法定分割分に関する規則
誰が相続人かが定まったら、相続人同士の協議によって財産の分割を決めます。
その際に、民法において「法定相続分」と呼ばれる財産の取り分が決められています。
例えば、配偶者と子供で財産を二分の一ずつにするというようなものです。
これを理解しておかないと、自分がどれだけもらえるのかがわかりませんよね。
*遺留分に関する規則
続いて、遺留分に関するルールが挙げられます。
遺留分とは、相続人としての権利を保護するためのルールで、財産の中の最低限を遺産として保証するものです。
例えば、遺言書で「誰かに全ての財産を譲渡する。」と書かれていても、配偶者と子供が一定の割合を受け取る権利があるということです。
□親族間で揉めないためのポイントとは
相続において最も避けたいことが遺された親族間でのトラブルでしょう。
遺産相続の揉め事が原因で、親戚間の仲が悪くなってしまったという事例は数多くあります。
トラブルを起こさないためのポイントとしては、親の存命中に子供の間で遺言書の内容について合意しておくということや、介護の負担について共有しておくこと、口座残高について調べておくこと、相続人となりうる人がほかにいないかを調査しておくことなどがあります。
誰しもが「自分だけが損をするのは嫌だ。」と思っているものです。
したがって、互いのことを思いやりながら、法律で定められているルールに則って落とし所を模索していくようにすると良いでしょう。
□まとめ
今回は、相続に関するルールと、揉めないためのポイントについて解説しました。
本記事で紹介した内容を踏まえて相続に関して事前に知っておきたいというご要望がありましたら、お気軽に当社までご連絡ください。